ドイツ リューベックのアンティークコインについて

こんにちはコインワールドです。今回はドイツリューベックのアンティークコインについて見ていきたいと思います。

ドイツ リューベックとは

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ドイツリューベック自由市はホルシュタインとメクレンブルクの中間にある商業都市で、12世紀から重要な地位を占めていました。1188年に帝国の自由市とされたが、貨幣製造は1180年以前のハインリヒ王により行われていたとされています。

16世紀頃のリューベックのコインには、市の守護神とリューベックの盾、さらに帝国の紋章が描かれました。やがて市の守護神はコインに描かれなくなりその代わりにマドンナが描かれるようになりました。

その後、18世紀に入ると帝国の双頭の鷲がデザインの中心となりハンブルクのコインと同様、鷲の胸の部分に額面が描かれるようになりました。

20世紀 リューベックの10マルクプルーフ金貨について

リューベック金貨

リューベックのコインは海外では比較的人気が高いですが国内では今のところ人気は今ひとつのようです。個人的には好きなデザインとなっており、18世紀のダカット金貨等は高額で取引されています。近年の物でも20世紀の10マルクプルーフ金貨は希少な存在でたまに市場にも出回るコインですので今回はリューベック10マルク金貨について詳しく書いていきたいと思います。

リューベックの10マルク金貨です。KM#214で複数年発行で1901年、1904年、1905年、1906年、1909年、1910年に発行があります。発行枚数はミントステイトが1万枚、プルーフが200枚程度で複数年全てをあわせてもミントステイトの発行枚数は6万枚、プルーフは1000枚程度となっており、今後、価値が高まっていく可能性のあるコインの一つです。

プルーフのカタログ価格は3000USD程度となっており、個人的には発行枚数の割にはまだまだ安価だと考えています。実勢価格もカタログ価格とあまり乖離が無くたとえばNGC鑑定済みPF65のコインは2011年に手数料込みで6500USD(78万円程度)で取引されております。

最後に、現在オークションに出品されているドイツの希少なコインについて見ていきたいと思います。

現在オークションに出品されているレアコイン

1
ドイツ ハンブルク 3マルク 銀貨 1910年 ハンブルグ PCGS PR64

2
ドイツ ワイマール 1927 プルーフ 3マルク銀貨 NGC PF62 コイン

金貨
1744年 ドイツ ハンブルク(神聖ローマ帝国) ダカット金貨

4
ドイツ ワイマール 3マルク銀貨 マイセン 1929年 ICG MS60 硬貨

5
1745-65年 ドイツ レーゲンスブルク 都市景観 ダカット金貨

今回の記事がアンティークコインコレクションの参考になりましたら幸いです。

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