フランス王シャルル5世と6世のアンティークコインについて

こんにちはコインワールドです。今回はシャルル5世と6世の金貨について見ていきたいと思います。

フランス王シャルル5世の金貨

金貨

シャルル5世はフランス・ヴァロワ朝第3代の王(在位:1364年 – 1380年)です。中世末期の行政機構の研究家フランソワーズ・オトランはシャルル5世を税金の父と呼ぶ事で知られています。

彼の金貨としてはピエ金貨(pied gold、franc a pied)が有名であり、シャルル6世のエキュ金貨(ecu gold)、祖父のフィリップ6世のエキュ金貨(馬上で兼を振りかざす美しい肖像が描かれています)同様、国際的にも高値で取引されています。

フランス王シャルル6世の金貨

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シャルル6世の金貨としては1380年-1422年にかけて発行されたエキュが非常に有名かつ人気があります。Fr291(Fb291)で重量は3.91g-4.02g程度、ハンマーでたたかれ製造された金貨となっており、先のピエ金貨同様、多少湾曲している場合が多いです。

MSグレードのものは珍しく国際相場でもMS63のコインが2011年の時点で諸経費込みで換算しますと約22万円ほどで取引がされております。国内に持ってきた場合さらに、送料、輸入消費税等がかかることからさらに高額になります。

なお、エキュにつきましては”エキュ金貨について”の記事も参考にして頂けたら幸いです。

今回の記事がコインコレクションの参考になりましたら幸いです。

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