蟹と鉄瓶

こんにちは鉄瓶売却買取情報館です。今回は蟹と鉄瓶という事で蟹の図柄が入った鉄瓶について書いて行きたいと思います！

日本琵琶湖東八幡住がくっきりとある本歌能登川亀文の鉄瓶です。蟹とコウモリが何とも言えない魅力を醸し出しています。

底款梅泉用款「日本琵琶湖東北中幡住」がくっきりとある、鑲嵌銀摘紐、銀花梅枝銅提手の見事な笹戯蟹山居図盛上文の本歌、能登川亀文の一級品鉄瓶です。取っ手の部分に月が描かれており、これまた風情がある一品です！価格としては150万円ほどでしょうか！？桁が一つ小さければすぐに買っていると思います。

湖巌堂底印之特別款「大日本沜華湖巌堂」の底款ある亀文堂、湖、巌堂、大正後期、折頸亀系最高瑞之○○折頸亀」の嵌金銀蘭花螃亀盛上飾雙龍銅提手銀環摘蜥蜴摘座宣徳銅蓋の最高級名品鉄瓶です。

金銀赤銅象嵌銀沢蟹図覆内扁銀摘鉄砲口鉄瓶です。赤い蟹が何ともかわいらしいです。可愛いだけなら良いのですが価格は110万円程と非常に高価ですw

明治期日本梅泉造最上品高盛上蟹漢詩図鉄瓶、共箱、真物保証の名作名品鉄瓶です。価格は100万円程！

亀文堂、胴に日本亀文の角銘印ある見事な名品鉄瓶です。

こうして一つ一つ見てみると同じ鉄瓶でも一つ一つかなり個性がある作りをしていますし、非常に面白く感じます。また、蟹の絵柄が入った鉄瓶は亀文堂の物が多いようです。

基礎中の基礎かもしれませんが、調べた所、亀文堂は約250年の歴史があり、それまでは加賀でも鉄瓶を作っていたとの事です。

最初、鉄瓶は京都の龍文堂というところで蝋型鋳造という作り方で本格的につくるようになりました。その門人（弟子）が近江の亀文堂で、それ以降は茶道が広まっていくにつれて沢山の名品がつくられていったとの事です。

蟹と鉄瓶という事で見て行きましたが、作者ではなくこういった分類でコレクションしても面白いと思いました！今回の記事が鉄瓶の買取・売却・査定や鉄瓶コレクションの参考になりましたら幸いです。