スペイン王カルロス3世のエスクード金貨について

こんにちはコインワールドです。今回はスペイン王カルロスⅢ世のエスクード金貨について見て行きたいと思います。

カルロス3世(Ⅲ世)とは

カルロス3世はフェリペ5世の子で1734年からナポリ シチリア王、1759年からスペイン王となりました。カルロス3世のコインはスペインよりもボリビア、チリ、グアテマラ、メキシコ、ペルー等の新大陸で数多く発行され、1772年からは彼の肖像を描いたタイプが数多く発行されました。

スペイン王カルロス3世の8エスクード金貨

カルロス金貨

カルロスⅢ世の8エスクード金貨です。本格的な発行は1772年からですが1760年、1762年、1771年にも発行が記録されています。

1772年銘からのタイプはKM#409、カタログ価格はXFで4000USD前後(高い物で1784年の13500USD、安い物だと1786年の2400USD)となっています。国内では殆ど取引がありませんが海外では何度か鑑定品が取引されています。実勢価格としては1773年S CF(カタログ価格XFで4000USD)のMS62が約7000USD(88万円)、1778年PJ(カタログ価格XFで5000USD)のMS62が約5800USD(70万円強)で取引されており、カタログ価格に比べると若干安い値段での取引が多いように感じます。

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