ダンチヒの5グルデン銀貨について、その1

本日はダンチヒ(ダンツィヒ)の1923年、1927年に発行された最も大型の5グルデン銀貨について書いて行きたいと思います。

ダンチヒは現在のポーランド、グダニスクに存在し、数奇な運命を辿った都市国家として有名です。その中で今回は両大戦間期のダンチヒの5グルデン銀貨について取り上げて行きたいと思います。

それではコインについて見て行きたいと思います。

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1923年 ドイツ領 ダンチヒの5グルデン銀貨です。

1923年の発行枚数は70万枚となっており、KM#147で重量は25gとなっております。カタログ価格はXF(極美品)で675USD、UNC(未使用)で1450USDとなっており近代に発行された銀貨としては比較的高額の部類に入ると思います!

歴史文献によると第二次世界大戦では都市の90%は廃墟になったとされており、多くの銀貨も消失したと思われます。そのため現存数が少ないと思われるダンチヒのコインは同年代の他のコインに比べ比較的高く取引されている事が考察されます!また、現在では非常に美しい都市景観を持つ都市として有名で歴史的な意味合いの大きい都市である事も人気の一つです。私、個人としてもデザインがなかなかユニークで好きなコインの一つです!

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実勢価格はカタログ価格ほど高く無くMS62レベルでも800USD(8万円)程度で取引される事もあります。かねがねカタログ価格のUNC(MS60レベル)で700〜1000USD程度を想定していれば間違えないと思います。国内で鑑定品のMS60レベルを手に入れようと考えた場合は輸入消費税や送料、手数料などを加味すると10万円〜になると思われます。国内でも未鑑定品は頻繁に取引されており、状態により様々ですがかなりカナリ状態がいい物でも5万円前後だったりしますので海外相場より安く取引されている場合も多く散見されます。

プルーフもありこちらのカタログ価格は2250USDとなっております。

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プルーフの実勢価格は非常に様々で安い時は1500USD程度で取引される事もありますが高い時には5000USD程度になる事もあります。現在の相場ですとPF(PR)60レベルで1000~2000USD程度が海外での業者間やオークションなどの相場ではないでしょうか!?国内で出回る事は殆どありませんが出回る事がありましたら値段によりますがオススメできる一品です!!

次に1927年の同一銀貨について見て行きたいと思います。こちらは国内では殆ど出回りませんね!

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KM#147となっており同一の銀貨となります。発行枚数は16万枚で1923年に比べると1/4程度の発行枚数となります。カタログ価格はUNCで2150USDですので1923年に比べ1.5倍程度になります。

実勢価格はMS63レベルで2600USDなどとなっており、カタログ価格と同等かそれ以上で取引されている事が多いように感じます。またプルーフもありカタログ価格は4500USDとなっております。プルーフの実勢価格は実情としては不明で数年前にカタログ価格同等の4000USD程度で取引された事があったと記憶しておりますが、近年は殆ど取引実績が無い銀貨で今手に入れようと考えたら10000USD(100万円)を超える値段がつくかもしれません!!

ダンチヒのコインは1923年の25グルデン金貨の入手が非常に難しいですが銀貨、ニッケル貨等、大型コインでコレクションを作成すると非常にデザイン性もすぐれたコレクションが出来上がると思われます。世界的にコレクターも多く人気が高いコインですので投資用としてもオススメできるコインコレクションです!

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